石川電気通信
2019.06.07
先日、エアコンのフィルターお掃除について書かせて頂きましたが、自宅以外で行う機会を頂きました。
ご夫婦のみの世帯で脚立に上るのが不安になってきたのと、エアコンに少しでも長く頑張ってもらいたいとの事でした。
お話を頂いたエアコンが家庭用ですが天井埋め込みのタイプと和室壁埋め込みタイプで、交換となると現行品の開口サイズが変わる等の理由から、工事が一般的な交換よりも大きくなってしまいます。15年以上頑張ってくれているエアコンですが、まだちゃんと冷えますのでケアをしてとお考えの様でした。
専門の業者さんの様にパーツ分解・高圧洗浄の技術も設備もない私ですが、『洗浄スプレーを使ってやってみて』とのお言葉にこれも経験と思い有り難く臨ませて頂く事にしました。
当日。養生シートなど袋に詰め込みご訪問。エアコン交換工事も承っていましたので、賑やかにスタートしました。
私がお掃除させて頂く事になったエアコンはこちら…
上が和室壁埋め込みで下が天井埋め込みタイプとなります。
まずは和室の方を見させて頂きましたが、木枠の桟(横棒)が外れやすくなっていたので、桟の隙間に歯ブラシを入れて埃を取り除く事にしました。
手ぬぐい位薄手の生地の方が楽に歯ブラシを動かせると思いながらも、タオルしか持ち合わせていませんでしたので、お気に入りの『水のげきおちくん』をシュシュっとして埃が舞わない様にスライドしていきました。
次に下の画像の埋め込みタイプです。
カバーを開けてフィルターを外すと手前にフィンが見えました。パネルも外せばフィンにスプレーする事も出来ますが、センサー等を動かさずに一人でパネルを外す自信がないので、ここもフィルターと周辺のお掃除にさせて頂きました。
最後にそれぞれの外機のお掃除です。
外機のカバーは外しても戻しやすいので、カバーを外して中のゴミを取り除き、水抜き穴のゴミを歯ブラシで掻き出しました。フィンに付いている埃も中と外から歯ブラシで除いて行きます。業者さんであれば水を使い高圧洗浄で流すところなのでしょうが、私は歯磨きの要領でしゃかしゃかと地味にやらせて頂きました。ファンはガタつくのが怖いので、クモの巣を払う程度にしました。
そして、カバーをきれいにして戻して終了です。
初めての事なので余り要領が良いとは言えませんでしたが、自分用の養生シートやテープを購入したり、手順をイメージしたりとわくわくどきどきの経験をさせて頂きました。
使わずに終わった洗浄スプレーは、練習がてら自分の部屋で試し掃除をしてみようかと思います^^
脚立を上がるのが不安になった方がいらっしゃいましたら、どうぞお声掛け下さい。