2020.07.20
今年も梅雨が明けると暑い夏が待っている様です。
新型コロナウイルスの感染についても安心できるまでは時間がかかりそうで、在宅ワークも含めてこの夏は家にいる時間が増えるかもしれません。
リンクしてエアコンを使う時間も増えそうですし、今日は『エアコンの節電』について書かせて頂きます。
大きな努力が必要になると続かなかったり、そもそも面倒くさくなりがちですので、今日はリモコンを使って「らくちん」に出来る方法を中心にご紹介します。
◎風量は自動設定
どのエアコンにもついている「風量設定」
自分で切り替えるよりは、楽して効率よく「自動運転」に設定しましょう。
弱・微風で運転すると、お部屋を十分冷やすまでに多くの時間がかかるうえ、かえって電気をムダに消費してしまいます。
「自動運転」では、始めは強風で冷やし、その後弱風や微風で設定温度に対して最も適切に運転するため、効率良く部屋を冷やします。
◎こまめな入り切りはNG
エアコンは運転開始時に、運転中より多くの電気を使います。人間で例えると、開始時がダッシュで運転中は歩行と想像して下さい。ダッシュの回数が増えれば疲れるしお腹が空いて、沢山のエネルギー補給が必要になります。
節電を考えて、20分・30分くらい部屋を留守にするたびに運転スイッチの入り切りを繰り返すと、かえって多くの電気を消費してしまいます。そんな時は設定温度を上げて、運転はしたままにしましょう。
お部屋が冷えてきたと感じた時も、運転の入り切りの前に設定温度の調整を行ってみて下さい。
ちなみに、冷房時に1℃高めに設定すると約10%も節電になります。
◎風は上に向けて
風向きは、「風向」ボタンで、水平もしくは上向きに設定します。
冷たい空気は部屋の下に溜まりやすくなっています。上から冷たい風が降ってくるとイメージしてみて下さい。天井付近に冷風を当てることで空気を効率よく循環させることが可能です。冷風が当たるポイントに扇風機やサーキュレーターを置いて、空気をかきまぜると更に効果的です。
◎もう一歩の冷えには風量調整
運転開始後に「ちょっと冷えが弱いな」と感じたら、一時的に風量を強くしましょう。体感温度が下がり、涼しく感じます。設定温度を下げるよりも、消費電力を抑えられます。
扇風機などを併用すると、同じように体感温度を下げる効果があります。
いかがでしょうか。一つでも「やってみようかな」と思える方法がありましたら、是非お試しください。