エアコンの疑問②・・・弱風はエコ?|茨城県常総市の石川電気商会

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エアコンの疑問②・・・弱風はエコ?

2022.10.28

エアコンの疑問、二回目の今日は『風』についてです。

いきなり私事ですが、うちの母はエアコンの風が直接当たるのが嫌いなせいか、いつも風量設定を『弱』にしています。エアコンの風にガンガン当たりたい『強風』好きの父との風力闘争は夏の風物詩になっておりますが、電気代の観点からみると二人とも『要改善』です。

一番いいのは『自動運転』なのです。

 

 

 

弱風はエコじゃない

弱・微風で運転すると、風が弱い事からお部屋を設定温度まで温めるまでに多くの時間がかかるため、かえって電気をたくさん使ってエネルギーも消費してしまいます。

比べて「自動運転」では、始めは強風で設定温度まで一気に温め、その後弱風や微風で設定温度に対して最も適切に運転するため、電気代に対しても効率良く部屋を暖めます。エアコンに掛かる負担も必要以上に大きくならずに済みます。

 

また、温かい空気は部屋の上に溜まりやすくなっています。ずっと暖房をつけていると『頭がボーっと』してしまうことがりますが、頭は体の一番上にあるからでもあるのですね。そのため、リモコンの「風向」ボタンで、ルーバーを水平もしくは下向きに設定しましょう。

温風が当たるポイントに扇風機やサーキュレーターを置いて、空気をかきまぜると更に効果的です。

 

 

 

もう一歩の『冷え』には風力から

運転開始後に「ちょっと冷えが弱いな」と感じたら、一時的に風量を強くしましょう。体感温度が上がり、温かく感じます。設定温度を上げるよりも、消費電力を抑えられます。

上記のようにサーキュレーターなどを併用すると、温風を撹拌してくれるので室内を満遍なく温かくする効果があります。

 

ちなみに、『サーキュレーター』と『扇風機』は似て非なる製品です。

よく見比べると羽の向きが微妙に違っているのですが、それはサーキュレーターが空気をかき混ぜるのを目的としており、扇風機は冷風を送ることが目的だからです。どちらを使っても間違いではありませんが、これから購入する方は目的に合わせて選ばれると効果がアップすると思います。