エアコン標準工事って何ですか?|茨城県常総市の石川電気商会

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エアコン標準工事って何ですか?

石川電気通信

2021.05.31

昨年の猛暑では、エアコン設置・交換のご相談を多く頂きましたが、その際によく聞かれるのが「標準工事って何ですか?」という事です。

便利な文句なので、私も使わせて頂いてますが、量販店さんのチラシやCMでお馴染になった様な気がしています。

真似をしている訳ではないのですが、一般的にはどこの工事店さんでも内容は同じになっている様ですので、今回は『標準工事』の内容をご案内致します。

 

 

①配管パイプ・ドレンホース4メートル

配管パイプとは、エアコンの外機と内機を繋ぐ銅管と呼ばれるパイプの事で、ドレンホースは水を流す蛇腹状のホースです。

4メートルの目安ですが、一戸建て住宅の場合で、内機の真裏に外機を置くとイメージして下さい。(平地置き・ベランダ置きとなります。)壁に穴を

開けてパイプを外に出して真下に下ろして外機に繋ぎますので、4メートルで収まる計算になっています。

室内機は2階で室外機は1階に付けたいという場合は、配管パイプ(銅管)の長さが4メートル以上になってしまいますので、別途追加料金になります。

 

②プラロック2個

室外機に付けるプラスチックの置台の事です。一般家庭用ではこちらが利用されています。

コンクリート製もありますが有料になります。工場や事務所などで設置されている容量の大きなエアコンの場合で使用する事がほとんどですが、室外機を置く予定の場所が不安定な場合などは工事業者にご相談下さい。

 

③木造モルタル壁の穴開け1か所

銅管と電線とドレンホースを外機に繋ぐために、壁に穴を開けます。一般住宅に多い木造モルタル壁を対象にしています。

※コンクリート壁の場合は『コア抜き』という専用工具を使った工事が必要になり、別料金となります。

 

④壁の穴あけ

一般的な木造住宅の穴あけになります。

コンクリートの壁の場合、『コア抜き』という作業が必要になります。

コア抜きは別料金となり、壁の厚さによって金額が変わります。

 

⑤配管の化粧テープ仕上げ

①で出てきた銅管やドレンホースを『仕上げテープ』と呼ばれているテープで仕上げます。

『化粧カバー』というプラスチックの保護材を付ける事も出来ますが、有料になります。

化粧カバーを付けるとテープが紫外線などで劣化してポロポロと剥がれる事もなく、仕上げテープよりは見た目もスッキリするのでお勧めです。エアコンを設置する時でないと付けられませんので、ご予算のある方はご検討下さい。

 

 

この5つが共通して『標準工事』と言われている内容になります。

標準工事の金額や、それを超えた場合の追加・別途料金については各業者で少しずつ違いますので、ご面倒でもご確認のうえご依頼なさって下さい。

また近年、量販店さんでは、エアコンの専用コンセントがなくて「設置工事を承れない」と言われるケースがあるようです。エアコンの内機を設置する付近にコンセントがない場合は、具体的な工事のお話をする前にご確認下さい。

エアコン専用コンセントについては、是非こちらの「エアコン取付工事の専用コンセントとは?」も併せてお読み下さい。

 

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