エアコン:暖房時の節電|茨城県常総市の石川電気商会

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エアコン:暖房時の節電

2022.01.14

遅ればせながら、皆さま新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

冬も本番で、新年早々、雪が降って早速の雪かきとなりました。

個人的に寒いのが嫌いなので憂鬱ですが、冬には『こたつでアイス』など楽しい事も多くあります。我が家では暖房はファンヒーター派ですが、今日はエアコン派のお宅に向けて暖房時のエアコンの節電方法について書いてみたいと思います。

 

エアコンは冷房よりも暖房時の方が電気代がかさみやすいとご存じでしょうか。

ザックリな解説になりますが、設定温度を25度とした場合、夏よりも冬の方が温度差調整の幅が大きいからなのです。

例えば夏に室内気温が35℃まで上がった時、設定温度まで下げなくてはならないのは10℃です。しかし冬に室内気温がマイナス0℃になった時は設定温度まで25℃上げなくてはなりません。

そして、エアコンは室内温度を設定温度まで調整する際に一番電力を使います。電力を使うと言う事は電気代が係るという事なので、電気代が上がってしまうのです。

そこで、電気代を節約する工夫を冬も行ってみましょう。

 

 

 

★自動運転にしよう

エアコンをつけた時に、強い風が吹き出してくると無駄使いしているような気がして「弱」運転をしている方もいらっしゃいます。

ですが、この設定温度までもっていく最初の運転時に一番電気代を使います。人間で言えばダッシュをしている様に力を使うのです。

ダッシュを長く続けるには沢山のエネルギーが必要になるのと同じで、「弱」にしている時間が長いとエアコンも電力を沢山必要としてしまいます。

「自動」運転にしておけば、一気に設定温度までもっていき、その後は風を弱めてキープしてくれます。

人間が気にしなくても効率の良い運転をしてくれますので、ここは甘えてみましょう。

 

 

 

★こまめに止めない

自動運転していても、室温が適温になったらスイッチを切り、また寒く(暑く)なったらスイッチを入れる、といったようにこまめなスイッチのオン・オフを繰り返してしまうと、逆に電気代が高くなってしまいます。

上で書きましたように、設定温度にするまでが一番電気代がかかりますので、それを何度も繰り返すよりも設定温度をキープして運転している方が電気代を押さえられるのです。

悩みどころは買い物など出掛ける時ですが、気温によって多少の違いはでますが、30~40分位なら自動運転のままにしておいた方が節約になります。

 

 

窓の断熱

一枚のガラスだと外からの冷気で室内が寒くなります。夏には熱を取り込んでしまいます。

断熱シートを貼ったり、厚手・断熱カーテンに変えて窓を断熱すると、窓からの熱の出入りを防ぐことができるので、夏も冬もエアコンの電気代を無駄なく節約できます。

冬には冷気が抑えられて部屋の温度も下がりにくく、結露も発生しにくくなります。

 

 

★空気を循環させよう

暖かい空気は上の方に、冷たい空気は下の方に溜まります。

扇風機やサーキュレーターで空気を循環すると部屋全体に温かい空気が行きわたり、快適さが増して暖房の温度を上げずに過ごせる日も多くなりそうです。もちろん、節電にもなります。

併用する時には・・・エアコンの風向きは「下向き」・サーキュレーターは「天井に向けて」回しましょう。

因みに、夏はエアコンは「水平」・サーキュレーターは同じく天井に向けます。

また、サーキュレーターは、空気循環を目的とした電化製品なので、扇風機よりも効果は高いと言われています。

 

 

★室外機周りもチェック

室外機周りに物を置いてしまうと、通気性が悪くなりエアコンの効率が落ちてしまいます。

風が逃げられず故障に繋がる事もありますので、少なくても周囲30cmは物がない状態にしましょう。

雪が降った時は、室外機や周辺に積もったり雪が吸い込まれて効率が悪くなる場合があります。

防雪フード・防雪ネットなども市販されていますので、活用しながらの雪対策もお勧めです。

 

 

この他に、エアコンと言えば「フィルターのお掃除」がとても大切です。フィルターの目詰まりは故障の原因にもなります。

冷房も煖房もエアコンがメインのお宅では、意識をしてお掃除しましょう。