オフシーズンのエアコン|茨城県常総市の石川電気商会

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オフシーズンのエアコン

2018.10.17

今月に入っても30℃を越える日があり、気温差に付いて行けないと思いながらも気温の高いのは歓迎でした。でも、さすがにその後はすっかり秋らしくなり、今日は風が冷たくなってきたなと思っていました。

気温と言えば、今年の関東は梅雨明けが早くて、しかも暑かったですね。猛烈な暑さにピークを過ぎてからの残暑が苦になりませんでした。

私は冬が嫌いなのでずっと夏のままでいいと思うのですが、さすがに35度以上の日が珍しくなくなると気持とは裏腹に体は下降気味でした。

人間に限らずエアコンも今年の夏は下降気味になってしまう事が多かった様で、私共にも梅雨明け早々から色々とご相談を頂きました。

その中で、気になった内容に『去年の秋から調子が悪かった』『暖房でちょっと使った時に効きが悪かった』というお話がありました。

私自身、暖房はファンヒーターがメインでエアコンはあまり使わない事もあり、夏が終わるとエアコンのメンテナンスらしい事はしていないので大きな声では言えないのですが、今日はオフシーズンのエアコンについてお話させて頂きます。

 

 

【内部のお掃除】

来年使う時に…と思っていると忘れがちなのが、内部のお掃除だと思います。

エアコンによっては、フィルター掃除のサインが出る機種もありますが、時期を決めて置くと良いと思います。

フィルターとは、エアコン内機のカバーをがばっと持ち上げる様にして外して頂くと出てくる網様の物で、左右2枚あります。

このフィルターを外して、掃除機で埃を取り、水洗いをして下さい。最初から水洗いをして頂いても大丈夫ですが、たわしなどでゴシゴシこすり過ぎると網が弱り枠から外れやすくなりますので、気を付けて下さい。

洗った後は、陰干しして十分に乾かしてから戻して下さい。濡れたままで戻しますと、カビが発生しやすく故障の原因にもなります。

 

『フィルター掃除』で誤解されている方もいらっしゃるのが、“お掃除機能付き”の機種についてです。

お掃除機能付きのエアコンでも、ほとんどの機種で内部のお掃除が必要になります。(パナソニック・日立さんで、必要のない機種も出てきています。)

下の画像は、お掃除機能付きエアコンの内部の一例ですが、水色のバーが見えると思いますが、これがボックスになっていまして機械がお掃除してくれた埃がここに入ります。そして、このボックスに溜まった埃は自分で捨てる事になります。

ほとんど冷房でしか使わないというお部屋で、容量が広さに合っていれば毎年お掃除する必要はないと思いますが、ボックスが満杯のままでエアコンを運転させ続けると網様のフィルターの機種と同じで能力を発揮出きなくなりますし、故障の原因にもなりますので、1年に1回は様子を見ると良いと思います。

お掃除方法は、ボックスを外して埃を取りだして戻すだけと簡単に出来ます。汚れが強い時には水洗いをした方が良いですが、こちらも十分に乾かしてから戻して下さい。

 

 

 

【効きが悪くなってない?】

冒頭でも書きましたが、気になった「去年から…」など調子が悪くなっているのをやり過ごされていたお話です。

効きが悪くなってきたら最初に考えてみるのが『ガスの漏れ』ですが、ガスが漏れていた場合、そのままにしておくと1年後には空っぽになってしまう事もあります。

空っぽになってしまうと補充するガスの量が増えてお金が掛る・・・事も大変ですが、空っぽのままで運転をしてしまうと大きな故障に繋がったり使えなくなってしまう事もあるのです。

暖房運転時でも確認は可能ですので、使っていて効きが悪いと感じたらすぐに業者に見てもらう事をお勧めします。

※機種によっては入っているガスの流通が終わってしまい補充が出来ないため、エアコンその物を交換しなければならない場合もあります。

 

 

【外機はスッキリ】

私も含めて私の住んでいる地域では、エアコンを暖房機器のメインとしては使わずに、さっとエアコンで気温を上げてその後はファンヒーターというお宅が多い様です。

メインで使わないので余り構わなくなるせいか、外機の周りに色々と物を置いていらっしゃるお宅を見掛ける事があります。

少ししか使わなくても、外機の周りに物が沢山あると、風の抜け道をふさいでしまいエアコンが回らなくなったりと故障の原因にもなります。

一時的に物を置く場合でも、前面も両サイドも最低30cmは隙間を取ってあげて下さい。

 

 

今年の冬は余り寒くならない様に祈っていますが、寒くてエアコンもフルに使う様になった際は、フィルターのお掃除をして外機の様子もチェックしてみて下さい。