ドレン管からの水滴｜茨城県常総市の石川電気商会

アパートのオーナー様からお電話がありました。
「新しく入居された方なのですが、エアコンの外機の水が出てくるパイプですね、あれから出てくる水が下の階の人の洗濯物にかかったらどうしよう？という相談が管理会社にあったそうなんですよ。どうしたら良いですかね？」
ドレン管から流れてくる水滴がいつか溜まってベランダから流れ出て、下の階にお住まいの方の洗濯物を汚してしまう事を懸念されてのご相談だった様です。

なるほどと思ったものの、さてベランダから水が流れる時ってダイレクトに下に落ちるのかな？と素朴な疑問が浮かんで咄嗟に返事が出来ませんでした。
すると、オーナー様の方から「ベランダの構造を良く分かっていらっしゃらないと思うのですがね・・・」と言って下さいました。はい、私も分かっていない一人です＾＾；
続けて「ちょっと考えたのですがね、パイプを長くしてベランダの格子に括りつけて固定するのはどうでしょう？」とご提案を頂きまして、想像してみました。ドレン管を交換してインシュロックで固定すると・・・あ、あのアパートは風をまともに受けるんだっけ・・・落ちてくる水が風に流されたら？洗濯物だけではなくて周りに飛び散るよね？・・・どうなんだろう？問題解決する様なしない様な。ご提案を否定する気持はないのですが、忌憚なく考えを口にしてみると、今度はオーナー様から「伸ばした分が早くポロポロになりませんかね？」とのお言葉。そうなんです、それも気になります。日当たり程度にも寄ると思いますが、陽に晒されている部分は意外と脆いと思います。普通は外機の下に納めてしまうので目立ちませんが、蛇腹で扱いやすいだけに材質も薄手になっていますから。交換するのは手っ取り早いですが、劣化が早ければ頻繁に交換する必要が出るかもしれません。

さて、どうなんでしょうか？お金が勿体ない気がしないでもありません。と、そこで。
鉢植えやペットの餌の器に使うようなトレイや小さなバケツとかを出口に置いとくのはどうだろう？気が付いたときに捨てればいいだけで、お金も少なく済むし・・・言ってみると、オーナー様も「あ、いいですね」と言って下さいました。
水が出る量は一律ではありませんが、器があふれてベランダから漏れ落ちるまでには結構な時間が掛ると思うのですよね。お仕事などで普段はお留守にされていたら、お休みの日だけ気にすれば大丈夫な気もします。
それからでも交換は出来ますので、お試し頂く事になりました。
普段意識した事がなかったので、結果が出たら教えて頂きたいなと思いました。