一人暮らしの家電品選び・冷蔵庫①|茨城県常総市の石川電気商会

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一人暮らしの家電品選び・冷蔵庫①

2019.03.13

暖冬だったとは言え、やはり冬は苦手で天気予報に一喜一憂していましたが、このところ空気の臭いが変わっていたと感じて喜んでおります。

懐かしの高校受験も先日県立高校の試験があったとの事、土砂降りだった当日を思い出して家族と笑い話に花が咲きました。

就職活動も今の時期ではほぼ終わっているのでしょうか。新しい環境に踏み出す皆様のご活躍を願っております。

 

私事ですが、私が就職後一人暮らしを始めたのは冬でした。家で家電品も販売していましたので生活家電品を選ぶのにあまり苦労した思い出はないのですが、帰宅した時の寒々しさにホームシックになったものでした。

生活家電品を選ぶと言っても、当時は今ほど多彩ではありませんでしたし、家の都合もあり選択肢が少なかったのも大きな理由かと思います。ですが、これから選ぶ方は店頭に立ってもずらりと並んだ製品に迷ってしまうかも知れません。さくさく決めて買ったは良かったけれど使い勝手が悪くて失敗だったというケースもあります。

 

そこで、一人暮らしの方向けに生活家電品の選ぶポイントをご紹介していきたいと思います。

最初は『冷蔵庫』です。

2回に分けてご紹介しますが、クリックするのが面倒と思われずに全部読んで頂けたら幸いです。

 

 

 

~冷蔵庫の容量は?~

 

一般的に、一人暮らし用と言われる冷蔵庫の容量は80~200リットル程度ですが、80Lと200Lでは大きさも値段も大きく違ってきます。そこで使い勝手の良さが別れる『自炊をするか・しないか』を目安として考えてみます。

まずは自分に必要な容量はどのくらいなのか考えてみて下さい。

容量にともなって、冷蔵庫の「大きさ・高さ」「消費電力」も変わってきますので、それらを含めたポイントも一緒にご確認く下さい。

 

★自炊はしない人は?

80L位の容量で良いと思います。値段も1万円台前半からあって省スペースです。

この大きさにはワンドアの製品も多く出ていますが、値段は2ドアよりも高い製品もあります。また、ワンドアの中には製氷は問題ないけれどアイスや冷凍食品の長期保管が難しい製品もありますので、スペースが許せば2ドアがお勧めです。

ただ、自炊を始めた場合、食材の買い置きが出来る量が少なくて不便を感じる事もあると思います。

生活に慣れたら自炊してもいいかなと考えている方や「冷凍食品をよく食べる」「飲み物を沢山入れる」という方は、もうワンサイズ上だと安心です。

それから、「部屋には寝に帰るだけ」という方には『ワンドアの小型冷蔵庫』や『冷温庫』という商品もあります。

ワンドアの小型冷蔵庫は容量が45L前後の製品が多く出ています。ペットボトル数本と冷蔵品を少し収納できて、コンパクトで電気代も抑えられます。

冷温庫は一般的にはアウトドア用などとして冷蔵庫の補助的存在ですが、ペットボトル数本入っていればOKであれば十分に事足ります。冷温庫というだけあって温める事も出来ますので、季節によって使い分けも可能です。

両方とも値段は1万円前後からあります。

 

★たまに自炊する人は?

120L以上がお勧めです。

たまにでも料理をするとなると食材や調味料の冷蔵保存が必要になってきます。また、一度に沢山作って冷凍保存などする事もあると思いますが、冷蔵室も冷凍室もぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと庫内の冷えが悪くなり、電気代の無駄も出てきます。(冷蔵庫の節電についてもご参照下さい)

スペースがあれば、少し大きいと思う位の物をお勧めします。

値段は2万円台からあります。

 

★毎日自炊する人は?

200L以上あると安心です。

食材のまとめ買いを考えているなら250L程度あっても良いと思います。

2ドアが主流ですが、3ドアの製品も出ています。総容量が同じでも、冷蔵室と冷凍室の容量配分が違う製品もありますので、冷蔵品と冷凍品のどちらを多く買い置きしそうかを想像してご検討下さい。

値段は200Lで3万円台後半から、250Lで4万円台中頃からあります。

 

★料理が大好きな人は?

300L以上の一般家庭用がお勧めです。

200L以下では2ドアの商品が多いですが、この大きさになりますと冷蔵室と野菜室、冷凍室が独立した2ドア以上の商品が増えてきて、食材の保存や作り置き保存にも便利で使い勝手も良くなってきます。

製氷についてもこのサイズ辺りから『自動製氷』機能付きの製品が多くなってきます。自動製氷は便利ですが、水垢が溜まると故障の原因にもなりますので、タンクのお掃除が必要になります。毎回お掃除する必要はありませんが、冬には氷を使わないのであれば夏の終わりに外せる部品は外してお掃除すると良いと思います。年中使う方は定期的にお掃除をして下さい。

趣味で料理を楽しむ方の中には「一人暮らし用の冷蔵庫では小さい」というご意見もありますが、サイズが大型になっていますのでスペースの確認は重要です。

値段も250L前後の商品からぐっと上がり、5万円台後半からになります。

 

 

 

~サイズと消費電力~

 

~大きさ・高さは?~

一人暮らし向け住宅の部屋のキッチンは狭く作られている事がままあります。

「料理をするから大きな冷蔵庫を買おう!」と思ってもスペースに収まらなくなる事もありますので、買いに行く前に必ずサイズを測る様にして下さい。

サイズを測りましたら、そこから周囲5cmの長さを引いて商品を選ぶようにして下さい。これは、放熱するために必要な隙間を確保するためです。

隙間を開けないと放熱が上手く出来ず冷えが悪くなり無駄な電気代が掛ってしまったり、故障の原因になる事があります。そのため、少なくても周囲5cmの隙間を作れる様に考えてみて下さい。

据付必要寸法は取扱説明書や商品カタログに載っていますので、メーカーサイトを開くかお店に行った時にカタログを見せて貰って下さい。メーカーサイトでは、商品の『製品情報』や『仕様(表)』欄に載っています。

 

高さの目安は自分の身長を基準にすると考えやすいと思います。

大きな冷蔵庫の場合、奥まで手が届かなかったり、背伸びをして取るのは大変でそのエリアを使わなくなりがちです。また、野菜室・冷凍室の並びによっては腰をかがめて出し入れするのにストレスを感じる事もあります。

使い勝手が悪いとドアの開閉回数や時間がかさみ、無駄な電気代も生じます。

 

背の低い冷蔵庫で上に電子レンジ置く事を考えている方は置きやすさと合わせて耐熱仕様になっているかも確認されると良いと思います。

 

 

~消費電力~

商品の容量や値段も大切ですが、消費電力も併せてチェックしてみて下さい。

量販店さんの店頭展示品には1年間使用した場合の電気代の目安が表示されている事があります。

毎日電気を通して使用する物ですので、消費電力が少ない=電気代の差は注目ポイントです。

容量が小さい方が電気代が掛らないイメージを持たれている方が多いですが、冷蔵庫の場合は逆になる事が多々あります。電気代が掛らない事が省エネ度にも繋がってくるのですが、★マークで表されている省エネ度も一緒にチェックしてみる事をお勧めします。

大きさや値段の差で迷われた時には、スペースがあれば消費電力を決め手にする選択もあると思います。

 

 

※次は『一人暮らしの家電品選び・冷蔵庫②』で、冷凍庫などのチェックポイントについてご紹介します。