2022.01.21
冬と一緒にやってくるのが『乾燥』です。
特に、コロナ禍の現在は、免疫力の維持も大切な感染予防策です。健康で免疫力を落とさないためにも家にいる時の乾燥対策をお勧めします。
快適な湿度は40%~60%とされています。40%以下になると乾燥してウイルスが活動しやすくなり、60%以上だとカビやダニが発生しやすくなるそうです。
私事ですが、ペットを飼い始めた時に空気清浄機を購入して湿度をチェックしています。でも、兄弟に言わせると機器内に菌が発生しそうで使いたくないそうです。物ぐさな私はスイッチ一つで対策出来て楽だと思っているのですが、人それぞれなのですね。
また、加湿器は年間を通じて使う機器ではないので、しまうスペースなどから購入しなくてもと考える方もいらっしゃると思います。
そこで今日は、加湿器を使わず手間も掛けずに出来る加湿方法をご紹介します。
◆◆タイル・洗濯物を干す◆◆
一番一般的かと思いますが、濡れたタオルや洗濯物を部屋に干して、蒸発する水分で加湿する方法です。窓など日光が当たる場所がお勧めです。
部屋干しは臭いが出るので避けたいと思われる方も、部屋干し用の洗剤で試されてはいかがでしょうか。
うまく水分が蒸発するために、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるのも効果的です。
あまり沢山干してしまうと湿度が高くなりすぎて、乾きが悪くなる事がありますのでご注意下さい。
◆◆植物を置く◆◆
根から吸い上げた水分が放出される『蒸散』を利用して加湿する方法です。
水をあげるのを怠ってしまうと蒸散される水分も少なくなりますし、植物も枯れてしまいますのでお忘れなく。
緑が少なくなる季節ですので、鉢植えがあると気持ちが明るくなったりリラックス効果が期待できるのではないでしょうか。
◆◆お風呂の扉を開けたままにする◆◆
入浴後、浴槽の蓋をせずに蒸発した水分で加湿する方法です。
しばらくドアを開けたままにしておくのですが、間取りや部屋の大きさによっては湿度が高くなり過ぎることもあります。
湿度が高いとカビが発生する原因になりますので、ちょっと面倒でもドアを開けておく時間の調整が必要です。
◆◆フィルター加湿器◆◆
最近、よく見かけるのが『ペーパー加湿器』です。コップなど器の中に専用のペーパーを入れて置くだけの簡単便利品です。1000円前後で販売されている様です。
このペーパーをコーヒーフィルターに変える方法です。
コーヒーのフィルターの上部を花弁のように波上状に切り、水の入った器に入れるだけです。
カンナ屑やフェルトを利用しても作れます。また、アロマオイルを入れてみるのもお勧めです。
身近な物で出来る乾燥対策、いかがでしょうか。
うが・手洗い・消毒に乾燥対策を加えて、コロナ禍に負けずに過ごしたいですね。