花粉症と家電品

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花粉症と家電品

石川電気通信

2019.03.01

寒さもピークを越したのは嬉しいけれど、そうなると花粉症の憂鬱に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

私事ですが、我が家では今のところ花粉症の苦労が分かる者はいないのですが、毎年目を真っ赤にしてティッシュを手放せなくなる友人がおりまして、見ているだけで辛そうで思わず眉間に皺が寄ってしまいます。

 

 

皆様ご存じかと思いますが、花粉症は、アレルギーが原因で起こります。アレルギーとは、本来は体の中に侵入してきた有害なものをやっつける”免疫”の機能が不必要に働いている状態のことです。例えば、スギの花粉症の場合、本来は有害ではないスギ花粉に対して免疫機能が働いてしまい、体から追い出す反応が起こります。

スギ・ヒノキが花粉を飛ばすのが2月~4月です。その他のイネやブタクサ等の花粉もアレルギーの原因となり、5月以降も鼻水や目のかゆみが治まらない方もいらっしゃると思います。

 

花粉症対策としては、マスクや服についた花粉を落とすなどが一般的に呼びかけられており、実践している人も多い様です。

その他、蒸しタオルを当てて鼻の通りを良くする・トイレのマットをまめに洗い落ちている花粉を除くと言った事も提案されていますが、電気屋の私としましては、同じ対策でも家電品を活用する対策のお話をさせて頂きたいと思います。

 

 

空気清浄機で除去

大きさとパワー

空気清浄機にもエアコンと同様、それぞれに適した広さが設定されています。

エアコンの様に日当たりの具合などから部屋の大きさにプラスする数字の目安はありませんが、より高い花粉症対策効果を得るために、適応床面積より大きい製品を選ぶ人も中にはいます。

風量の大きさは「吸い込むパワーの強さ」を表しています。 このパワーが強いほど部屋の空気の循環スピードが早くなるので、適用床面積と風量が大きい方が、花粉やホコリなどを素早く取り除けます。 適用床面積が同じ大きさの空気清浄機で迷った際は、風量の大きい方を選ぶのがお勧めです。

 

集塵方式

空気清浄機の集塵方式は、主に「イオン式」と「フィルター式」の2種類に分けられます。

イオン式は、花粉や埃を帯電させて、静電気で吸着する方式です。 フィルター式は、目の細かいフィルターを通して、花粉や埃を集塵します。

イオン式は、フィルターより空気抵抗になる部分が少なく、その分弱いモーターでも集塵できるので、フィルター式に比べて動作音が静かで、フィルター交換も不要な点がメリットですが、その反面で集塵性能と脱臭性能が低い点がデメリットです。 そのため、花粉除去を重視して選ぶ際は、集塵性能が高いフィルター式がお勧めです。

フィルター式の空気清浄機には、一般的な粗じんを取り除く「プレフィルター」を通した後、0.3μmの粒子を99%以上集じんすることのできる「HEPA(ヘパ)フィルター」が搭載されているものと、さらに目の細かい0.15μmの粒子99%以上集じんできる「ULPA(ウルパ)フィルター」が搭載されているものがあります。 花粉の大きさは、小さいもので数μmのものもありますが、スギ花粉で約30μmなので、フィルタータイプの空気清浄機であれば、ほとんどの花粉に対応し、効率よく花粉を取り除くことが可能です。 また、ULPAフィルターは目が細かな分、フィルターの価格が高かったり、目が詰まりやすく寿命が短いため、現在販売されている空気清浄機は多くがHEPAフィルターです。

 

お手入れは簡単に

空気清浄機は毎日使うものだからこそ、お手入れのしやすさも大切なポイントになります。 構造が複雑で部品が多い製品は、お手入れが面倒に感じてしまいがちです。 そのため、フィルターなどの部品が単純な構造で、簡単に分解と組み立てが出来る製品がお勧めです。

フィルターのホコリやごみを掃除機で吸ったり水洗いが出来ればより清潔に保てますので、集塵能力の低下を遅らせて長い間活躍してくれます。

 

 

干せない時は布団乾燥機/クリーナー

 

布団の隅々まで温風が届きやすい「マットタイプ」

「マットタイプ」は、付属の乾燥マットを用いて温風を送り込み、布団の隅々まで乾燥できるのが特徴です。また、マットタイプの中でも、掛布団と敷布団の間に乾燥マットを挟む「フラットタイプ」と、布団をマットで包み込んで使用する「巻き込みタイプ」があります。

「巻き込みタイプ」は布団の表面だけでなく内部までしっかりと暖められるので、より念入りにダニ対策をしたい方にお勧めです。

マットタイプは設置や片付けに少々手間がかかり、サイズも少しですが大きくなる事があります。

 

セッティングが簡単な「マットなしタイプ」

「マットなしタイプ」は、ホースなどの付属品を掛布団と敷布団の間に入れて、直接温風を送り込むタイプです。マットが出し入れがない分簡単に使用できるのが特徴です。また、比較的コンパクトに収納できるのも魅力です。

ですが、重く厚い布団に使用する場合には隅々まで温風が届きにくいので、乾燥にムラがでる事があります。普段使用している布団の重さなども考慮して検討して下さい。

 

乾燥可能な布団のサイズをチェック

布団乾燥機を選ぶ際は、乾燥可能な布団のサイズもチェックして下さい。

シングル布団を乾かす際にダブル布団対応の製品を使用しても問題はありませんが、逆だとちゃんと乾燥されずにほかほか感などが物足りなくなったりしますので、ご注意下さい。

マットタイプを購入する際には、布団の長さと乾燥マットの長さも併せてチェックしてみて下さい。

 

対応素材をチェック

布団乾燥機が対応している素材もチェックが必要です。最近のモデルは、羊毛・羽毛・綿などほとんどの素材に対応していますが、対応していないモデルを選んでしまうと、布団にダメージを与えてしまいます。

また、中にはポリエステルに対応しているモデルがあるのもポイントです。化学繊維の素材は羊毛や羽毛などと比べると熱に弱い性質を持つため、ポリエステル素材の布団に使用したい場合は、耐熱温度も確認しておくと安心です。

 

布団用クリーナー

ハンディクリーナーとして使えるモデルもありますが、他の掃除でヘッド部分が汚れていることが多く、布団にゴミや菌などを付着させてしまう恐れがありますので、布団クリーナーは基本的に布団専用の清掃家電と考えて使用を分けた方が良いと思います。

主にフィルター式・紙パック式・サイクロン式の3つの集塵方式があります。

フィルター式は、手入れが簡単ですがゴミがつまると吸引力が低下します。紙パック式は、ゴミ捨ては簡単ですが紙パックの交換に追加の費用がかかります。サイクロン式は、吸引力が低下しにくく紙パックのような交換も不要です。

布団クリーナーのなかには、UV照射がダニ対策に効果がある・振動して布団叩きの効果が期待できると謳っているなど色々な特徴の機種があります。また、吸引力のあるモデルは掃除能力の高さが期待できますが、その分布団にダメージを与えてしまう恐れもあるので注意しましょう。

さらに、集塵状況を確認できるようにダストカップを見えるようにしていたり、ホコリを検知するセンサーを搭載していたりと、衛生面に配慮した布団クリーナーもあります。なお、コードレスか否かも使い勝手に関わってくるポイントなので、しっかりと確認しておきましょう。

乾燥までは考えていないけれどダニや花粉は除去したい方には重宝すると思います。

掃除機

ふとん用クリーナー

フロアや絨毯に積もった花粉を除去するには、吸引力が高いキャニスター掃除機がおすすめ。また、お手入れの際には、除去した花粉が飛散しにくい紙パック式がベストです。自走式パワーブラシなら、手は添えるだけでブラシが進んでくれるので、押さえつけたりしなくても力を入れずにラクラクお掃除ができます。
最新機種は、運転音を抑えて、排気もクリーンなので、寒い季節でも、窓を開けずに掃除することが可能。さらに、上位機種は、センサーが床の状態やゴミの量を判断して、自動で吸引力をコントロールするなど、省エネ機能も充実しています。