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雪が降ったら、エアコンにも注意して下さい。

2020.01.22

年も明けて、冬が本格的になってきました。今年は暖冬だと天気予報士のお兄さんが言っておりましたが、本当に前回の冬より暖かいと思います。自分バロメーターですが、電気毛布を敷くのも例年より遅くて大丈夫でしたし、エアコンやファンヒーターのタイマーをセットするのも今年に入ってからでした。

このまま暖冬で済めば心配は少ないと思いますが、今日も予報よりも寒くて雪が降ってもおかしくない気温ですし、週末から月曜日にかけても気温が下がりますのでこの冬もご注意して頂きたい点を書かせて頂きます。

 

 

例年はエアコンの効きの事でご相談を頂くのは夏が圧倒的に多いのですが、この2.3年は「エアコンの暖房が効かない」「温かい風が出てこなくなった」などのご相談を頂いております。特に雪が降った辺りが多かった記憶があります。

上記の様な時は機器の故障も考えられますが、室外機の環境に理由がある場合も多い様です。

 

 

 

◆◆チェック① 霜取り運転 ◆◆

 

極端に寒くなったり、特に雪が降った際は『霜取り運転』が始まる事があります。

暖房運転時、室外機は冷たい風を屋外に吹き出しています。室外機内部の熱交換機が冷たくなっているため、空気中の水蒸気が熱交換器に結露して「霜」

となります。

霜がつくとエアコンは自動的に『霜取り運転』を始めます。

霜取り運転は、一時的に室外機の熱交換器を暖めることで霜を溶かします。

一般的に霜取り運転時は、エアコンから暖かい風が出てこないため、故障したと勘違いしてしまいがちですが、霜取り運転を開始してからしばらくすると

霜が溶けてなくなり、通常の暖房運転が再開しますのでご安心ください。

 

 

◆◆チェック② スペース確保 ◆◆

 

暖房時、エアコンの室外機の前面は部屋の冷たい空気を外に出し、側面・背面は外の空気の熱を吸い込みますが、この時室外機の周辺に物や雪が積まれていると動作が出来なくなってしまい、温風が出なくなったり運転が一時的に止まってしまう事があります。

雪が降ると予報が出たら

室外機の周り(少なくても)30cm四方に物が置いてないかチェック

してみて下さい。ベランダ置きで30cm四方が難しい場合でも、出来るだけ広くスペースを取るようにして下さい。

 

 

◆◆チェック③ 雪は溶ける前にどける ◆◆

 

雪が降った後は、周りと天板の上の雪を取り除いて下さい。

もし、温風が出ない・運転が止まったという時は、雪を取り除いた後、電源コンセントを抜くかブレーカーを落としてから再度入れて頂き、リモコンで運転をしてみて下さい。

ブレーカーはどれがエアコンに繋がっているのか分からない場合は一番左側の大きなブレーカーを落として頂いても大丈夫ですが、家中の電気が切れてしまうため短時間で入れ直して下さい。(機器の時計設定や録画設定が狂う事もありますのでご注意下さい)

 

 

三つのチェックをして頂いても正常に運転が戻らない時はご連絡・ご相談下さい。

また、参考にさせて頂いたダイキンさんのHPのリンクを貼付させて頂きます。細かく分かりやすく書いてありますので、参考になると思います。

気になる方は読んでみて下さい。

https://www.daikin.co.jp/air/knowledge/labo/yuki/