2022.11.03
今日の疑問は『ガス』についてです。
皆さま、エアコンのガスのこと気にされる時はありますでしょうか?
いつの間にかいなくなってしまう事があるガス。季節の変わり目には気にしてあげて下さい。
猛暑日が続いた今年の夏。とある企業さんの担当さんより『エアコンの冷風が出なくなったとのご連絡を頂きました。
お話の中のエアコンは既にガス漏れ症状が出ており、ゆる~く減っているハズです。それが『冷風が出ない』となりますと、ガスの漏れが修繕レベルに達したと思われます。
直ぐに伺ってみましたところ、案の定、猛暑の中なのに『室温30°』でした。むしろ、外の方が空気がこもっていないだけ過ごしやすいのではないか?とさえ思ってしまいました。
担当さんもサーキュレーターを利用して場を繋いでいらっしゃいましたが、あまり効果をあげられていないご様子。
早速、修理のお話に進んだのですが、その直後、諸事情により一時フロアを閉鎖される事になりました。そして、時が過ぎてフロアを再開した時に再度修理のお話をと思ったところ、担当さんから「暑いのもピークを越えたので大丈夫そうです。冬はガスはいらないもんね?」とのお言葉が。
では、どうやって温風を出すのでしょうか?
否定したくはありませんが、大きな勘違いです^^;
温風を作るのもガスなのです。
ザックリ言いますと、冷風を作る時と逆の流れで温風を作るのですが、冷房時と同じでガスがないと生ぬるい風しか出てきません。
結局、修理は保留になったままなのですが、こうして朝晩の気温が下がってくると気になってしまう今日この頃です。
季節が変わる時には試運転をして冷風・温風がしっかり作られるか確認することをお勧めします。もし、効きが前シーズンより弱くなったと感じた時にはご連絡を頂けますと幸いです。