アンテナ工事～新築家屋

「家を建てよう！」となった時、アンテナ工事を気にされる方は少ないと常々思っておりました。電気工事に関して言いますと、照明器具やエアコン、オール電化に比べると「あ、そうだね」という反応が返ってきます。そこで、今回はアンテナ工事についてご案内したいと思います。

新築の場合、他の諸々の事と同じでどの様にも設定出来るのが魅力ですが、「どれくらい？」と迷われる方もいらっしゃると思います。後から増やす際の工事費用を考えるとテレビを見る可能性のある部屋全部というのが理想ですが、住んでみてからゆっくり考えたい時はまず二か所を設置するのも良いと思います。二階建てとしてですが、各階に一か所ずつで二か所です。

住んでみて増やしたくなったら『分配機』を使って他の部屋へ引く事が出来ます。『分配機』と言うのは、アンテナで受信した電波をテレビに繋ぐ端子ごとに分ける機器です。分ける数によって二分配機・４分配機・・・と種類があります。

また、ＢＳ・１１０°ＣＳ放送を見たくなった時には『分波機』を使います。テレビ端子には地デジ電波もＢＳ・１１０°ＣＳ電波も一緒に入ってきますので、分波機を使って電波を区別してテレビに送るためです。

※分配機と分波機についてＤＸアンテナさんメーカーサイトで簡単な記事を見つけましたので、宜しかったら参考にして下さい。

http://www.dxantenna.co.jp/antenna_papa/bunpaiki/

http://www.dxantenna.co.jp/help_tools/sekkei/catv/bunpa/

設置する地デジアンテナの種類ですが、従来の屋根に立てるタイプの物と、外壁に付けられる平面アンテナとがあります。屋根に立てるタイプは支線と呼んでいるステンワイヤーで四方から引っ張って固定させますが、平面アンテナはサメと小判ザメの様な感じで付きますのでスッキリ見えます。外観にこだわりのある方などにお勧めです。

※平面アンテナについてもＤＸアンテナさんメーカーサイトにてどうぞ。

http://www.dxantenna.co.jp/antenna_papa/heimen/heimen2/