2018.02.05
仕事柄毎日天気予報を見るのですが、この冬は「この冬一番の寒さ」という言葉を何度も聞いています。またか…と思うのですが、本当に寒さが違います。雪が降るのは珍しくないのですが、うちの裏の見晴らしのいい田圃で陽が燦々と差していても溶けないのを見てしみじみ思いました。
更に思いが深くなったのは、『エアコンの暖房が効かない』『ブレーカーがよく上がる』といったご相談を多く頂いた時でした。これまでも雪が降った冬はありましたが、今回の様な件数は初めてです。
ご相談を頂いたなかで、去年エアコンの交換工事をさせて頂いた施設があります。やはり冬になってからエアコンを運転させるとエレベーターが動かなくなったり、霜取運転が長くて朝温度を上げるのに苦労しているとの事でした。
伺って盤の中など確認させて頂きましたが、エアコンを入れるとブレーカーが上がる訳でもなくエアコンも正常に運転していて、その時はエレベーターは動いていました。（霜取運転に関しては夜間も弱く運転させておく事で対処しているとの事でした。）困りましたが、配線をいじる必要もエアコンの故障でもないので、アクションを起こせるとしたら東電さんに電圧の調査をして頂くなどの相談や契約容量を上げてみる事になります。
契約容量は電線を引き直す必要がある場合がありますが、今回はブレーカーの交換で大丈夫でした。
担当の方から東電さんの領収書をお借りして帰って来ましたが、いざ東電さんに申請申し込みをしてみると、「うちの契約ではない」とのお返事が…。えっ！？と改めて領収書を見てみると、なんと『東京電力』の文字は入っているのですが、その後が違っていました。グループ会社さんなのですね。
「東電さんの領収書ありますか？」「取り寄せて置きました」
という会話があったので、お恥ずかしい話ですが、私も森田も確認せずに申し込んでしまったのです。言い訳ですが、私はいつもと領収書が違うなと思っていたのですが、森田に言わせると契約内容によっては同じ様な様式の領収書があるそうで、てっきりそうだと思い込んでしまったそうです。電力自由化は最近の話ではないのに、やっと自由化を身近に感じる事が出来ました。
今後は『東電さんの領収書』ではなく『電力会社さんの領収書』と言って、自分達の思考を意識して変えていこうと話をしていました。それから近所の自由化を扱っていらっしゃるお店でお話を聞かせて頂く事にしました。