石川電気通信
2014.04.21
車庫にもいろいろ形がありますが、うちの近隣では“プレハブ式の車庫”を新しく建てられるケースが多いです。プレハブ式って?と思われる方もいらっしゃいますよね。想像しやすい例えでは、「●●●の物置、●●●乗ってもダイジョーブ!」で有名な企業さんの様な材質で作られているタイプの物です。
そして、その車庫の中に照明器具やコンセントを取り付けたいとのご要望により工事をさせて頂いています。
私の住んでいる部屋もそうですが、この辺でいう下が車庫で上が住居になっている“長屋”と違って、新しく建てる場合は近い家屋(母屋・離れ・長屋)から電気を引っ張っる事になります。引っ張るなんて、考えればおかしな表現ですが、要はリンクさせる訳です。
IT機器ならリンクさせるのはポチポチと作業出来るのですが、電気の場合は電線を引いて繋ぐだけでは風雨に負けてしまうので、パイプで電線を守る必要があります。そして、パイプを張る事を配管と言います。
この配管の極意は、パイプを曲げる技にあります。最近では曲げずにジョイントを駆使する風潮になりつつありますが、切れ目があれば異物も入り易いですし、それを分かっているお客様からは曲げる工法を望まれます。(ジョイント分の節約にもなります)
先代は曲げる工法が当たり前の時代にいたので、手前味噌ですが、極意を習得する事が出来ました。更に修練の末に覚えた森田もチャンスがあると出来栄えを現場写真でアピールしてきます^^;
と、色々お話しても分かりずらい事ですので、今回の配管の一部をご覧ください。
左に映っているのが、配線をまとめてある所です。そして、右にパイプが曲がっているのが見えると思いますが、これが手で曲げた箇所です。
上の配線繋ぎ箇所から更にパイプを配管して照明器具まで電線を引いています。